いつまでも・・・・
母が幼い頃、病気療養で入院中の母親の代わりに配給のコッペパンをもらいに行き、
一人で家に帰る道すがら、空腹とさみしさからコッペパンの中身をつまみながら
トボトボ歩いて帰ったという・・・・・
ふと気が付くと、パンの中はすっかり空洞になっていたのだそうな。
子供心で、中を食べても外側が同じなら大丈夫と思ったのだろう・・・・
焼きたてのパンを届けると、昔を懐かしみながらそのときのことをポツリと語ってくれる。
小さな女の子が叱られて一人でさみしく外で泣いている光景が見えるようだ。
胸につまされる母の子供の頃の思い出。
体が弱く、母が4歳の時に入院し、7歳の時に他界した母の母(つまり隠居の祖母)
学校から帰ると母を慕い、墓前で一人遊んでいたという。
≪母と隠居≫
母は今年74歳。
その頃のコッペパンには程遠いが、ライ麦入りのカンパーニュを焼いて届けた。
好きなだけ焼きたてのパンを食べてほしい。
好きなだけ母の話に耳を傾けたい。
二度とさみしい思いはさせません。
この年になるまで、元気なあなたが傍にいてくれて幸せ者です。
一人で家に帰る道すがら、空腹とさみしさからコッペパンの中身をつまみながら
トボトボ歩いて帰ったという・・・・・
ふと気が付くと、パンの中はすっかり空洞になっていたのだそうな。
子供心で、中を食べても外側が同じなら大丈夫と思ったのだろう・・・・
焼きたてのパンを届けると、昔を懐かしみながらそのときのことをポツリと語ってくれる。
小さな女の子が叱られて一人でさみしく外で泣いている光景が見えるようだ。
胸につまされる母の子供の頃の思い出。
体が弱く、母が4歳の時に入院し、7歳の時に他界した母の母(つまり隠居の祖母)
学校から帰ると母を慕い、墓前で一人遊んでいたという。
≪母と隠居≫
母は今年74歳。
その頃のコッペパンには程遠いが、ライ麦入りのカンパーニュを焼いて届けた。
好きなだけ焼きたてのパンを食べてほしい。
好きなだけ母の話に耳を傾けたい。
二度とさみしい思いはさせません。
この年になるまで、元気なあなたが傍にいてくれて幸せ者です。
by q-inkyo
| 2006-11-21 20:53
| パン